三嶋りつ惠展覧会「ドルチェヴィータ」

05 14, 2012
三嶋りつ惠展覧会「ドルチェヴィータ」
ぎゃらりぃ思文閣にて、本日、5月14日より始まりました。

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京都生まれ、ヴェネツィア在住のガラス作家である三嶋先生が
ぎゃらりぃ思文閣に出品されるのは、今回で2度目となります。

用の美を意識して作られた38展のガラス作品は、全てが新作。
作家の暮らしの中に入り込んだような空間に展示されています。

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繊細で硬いという性質をもつガラスですが、
日常のなかで使われることを意識して作られたからか、
どこかリラックスした印象すら与えてくれているようにも見えます。

今回の展示では、制作にインスピレーションを与えたという
現代書の作家、井上有一氏の作品とのコラボレーションもお楽しみ頂けます。

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「ドルチェヴィータ」展は5/27(日)まで開催しております。
ぜひお立ち寄りになり、ご覧くださいませ。

焼物と出逢う

05 12, 2012
日頃あまり陶器にはこだわりもなく、
自宅の食器棚に収まっている器は百円ショップで購入したものや
粗品等の頂き物が大半だったりします。

しかし先日萩へ行く機会があったので、
折角だしちょっと寄ってみるかと、
軽い気持ちで萩焼のお店を覘いてみました。
店主の話に耳を傾けながら一つずつ手にとって見ているうちに
すっかり夢中になってしまい、
少し見るだけのつもりが、30分40分と経ち、
その店を出た後も次の店を見つける度に入っていく始末。
初めて触れる萩焼独特の質感と色彩に心を奪われ、
見れば見るほどその魅力に惹き込まれていきました。
市内の至るところに萩焼を扱うお店があり、それら一軒一軒を覘いていったため、
結局他に行く予定だったところを数ヵ所断念せざるを得ませんでした。

お茶碗、箸置、ぐい呑、徳利、珈琲カップ、タンブラーと、
種類も様々ですがお値段もピンからキリまであり、
お高いものにはやはり素人目にも感じ取れる気品のようなものが漂います。
勿論そんな高価なものに手が出るはずもなく、
専ら路面に陳列されているお手頃な品を物色して廻りました。
萩焼は長年使い込むことで器の色が変化し
枯れた味わいを見せる(=「萩の七化」)というので、
通りで皆真剣に選んでいる人ばかりです。

旅先でしたのであまり嵩張らないものを選び、懐具合も鑑みつつ、
最終的に一等気に入った御猪口を購入致しました。

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この器が今後どのように化けていくのか、考えるだけでお酒が美味しくなりそうです
(しかし安物だから大した変化はないのだろうか…)。

同じような色・模様でも一つとして同じものは無く、
時間をかけて探し自分だけの器と出逢う、
これが焼物の愉しみ方なのかと発見した次第であります。

(真壁)

旅の魅力

05 07, 2012
     いつも少し長期にわたった旅から帰って来ると、
     旅の疲れで何日か何もしないでぼんやりしているが、
     そうした帰国早々の短い期間が、私は好きである。
     (井上靖『わが一期一会』)

井上靖―わが一期一会 (人間の記録)

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大型連休、皆様いかがお過ごしになられましたでしょうか。
ご旅行や帰省などで、日常住まうまちを離れ、
いつもとちがう環境で数日を過ごされた方も多かったのでは
ないでしょうか。
そして、帰ってきては、月並みですが、
「やっぱり家がいちばん」といった感想を新たにした方も
いらっしゃるかと思います。
(私自身はさまざま算段をつけきれず、
特にどこへ行くこともなく終わってしまいましたが…)

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優しいアイテム

05 02, 2012
最近明らかに呼吸器系に疾患があるなという自覚症状が続いたので、
市内の総合病院に行って検査してもらったのだが結果はシロ。
「肺も心臓も綺麗なもんですよ」と言われ、
これはセカンドオピニオンを聞かねばならぬと、
東山区の東福寺に程近い大本病院さんに駆け込んだ。

くすり

ああだこうだと拙い説明で症状をお伝えしていると、
先生が私のカルテを見ながら冷静沈着に…。

「思文閣さんて古門前の古美術とか出版の会社ですよね?
じゃあお仕事柄、埃の多いところにも入られるでしょう?
ちゃんとマスクしたほうがいいよ」

と的確にセカンドオピニオンを頂戴したのである。
さすが地元東山区のお医者様!!
思文閣をご存じなのも嬉しかったが、書画屋の置かれている環境を即座に推測し、
問診の結果と結び付ける…快刀乱麻を断つとはこの事である。

しかも待合室で支払を待っていると看護師さんがそっとマスクを手渡してくれて
「次の御仕事の時に使って下さいね」の一言。立て板に水。

いつも私が鞄に忍ばせている査定依頼対応グッズに
マスクという優しいアイテムを手に入れた。

グッズ


(入江)

円成寺

04 29, 2012
はじめまして。新入社員の水科と申します。
入社してから一ヶ月、学ぶことばかりの日々をすごしております。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。

先日、休日を利用して奈良の忍辱山円成寺を訪れました。

円成寺2

京都から近鉄線の電車に揺られ、近鉄奈良駅から路線バスに揺られ、
車窓から風景を眺めつつ、時折うたた寝をしながらのんびりと。

境内に入り、本堂をじっくり堪能した後は、目当ての多宝塔へ。
多宝塔には、運慶作の大日如来坐像が安置されています。

この大日如来坐像を製作した運慶は20代半ば。
製作期間は約11か月間といわれており、仏像の製作期間としては異例の長さだそうです。
このお像と相対していると、並々ならぬ思いや緊張感が伝わってくるようでした。

自分と同じ年齢程の運慶に、無言の激励を受けたような気がして、
気合を入れ直した帰り道でした。

新緑の季節、皆様も20代の運慶に会いに出かけてみてはいかがでしょうか。

(水科)
プロフィール

shibunkaku

Author:shibunkaku
思文閣社長 田中大と思文閣のスタッフによるブログです。
思文閣は古美術・古典籍売買、美術館・ギャラリー運営、出版業など多様な事業を通して、日本文化の継承につとめています。

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